2008年04月25日

桜に縁して

舞って花びら
春風に乗ってゆらゆらゆらと・・・

変わりゆく地球の声をきいてかきかぬか
うす紅の光のうたげ、永和に永和に
時を忘れず咲くけなげな生命、神の愛ぬくもりあったかに。

人間への大いなる激ましを慈しみをはかなさの美にのせて
いまここにあるいのちの奇跡。

大地に帰る地球のあした、光へとつづくひとりひとりの
桜のものがたり

息づく地球の精霊たちよ
美しく美しく大空うつし
人心浄めて風とともに淡き優しきひとつの魂となって
疲れた地球を包みこむとき・・・いまだから。
いましかないから・・・心洗ってみんなでみんなで
さくら、さくら さくらの海で
宇宙に浮かぶ空の下、心清く満つるひ。



photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 14:40

2008年04月22日

太陽の広場

よもぎ、なずな、すぎな、たんぽぽ いっぱいの
野草に埋めつくされた素適な風景との出会い。

汚れもない・・・誰もいない・・・ああ、うれしくて、うれしくて
野草たちの背たけになりたくて 小さく座ってみる。

青い香りは生命力に満ちあふれて、透明な森の国へと
誘(いざな)ってくれている。

許されて、手のひらいっぱいのよもぎを頂いた。
小さな虫のお宿になっていないか 注意を払いながら
ありがたく摘んでゆく。

ここは、永遠の光のあたる聖なる宇宙。
ここでの闇はない。何ものも大神さまより与えられた光なる玉の緒を
脅かされることのないまあるいイヤシロチ。

あらゆる生命が生まれるべき時を知って精一杯に息している。
澄んだ音霊流れる心地良い静寂。
ひとつひとつが大いなる意味をもち 根源から生かされている。
そう・・・ここは太陽の広場だから・・・



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 13:00

2008年04月19日

つぶやき

どんなに悟ったことを言ってみても、
日常に洗心していなくては意味がない。
どんなに財産をもっていても、御法度の心ばかり
起こしていたら意味がない

日々与えられた生命が嬉しくて嬉しくてありがたい
もったいなくて、感謝して、利他愛に生きる。
すべての生きとし生けるものへの慈しみと愛を忘れずに、
つながりの光のなかで生ききってゆく。

自然をこよなく愛し、与えられたことすべてに感謝して受け、
日々、快よく浄化に努める。
心していないと あっとゆうまにすぎゆく日々。

本当に心から、大神さまと御先祖さま、守護神さまに
感謝ができているのか。
もっと真剣に日々を見直す必要にせまられる。

いま、地球は病んでいる、苦しんでいる、
生命は傷ついている、想像もつかないほどの生命が
犠牲になっているのに・・・。

もう、これ以上の無益な殺生をしないことだけ・・・
生かされていることに恥ないよう生ききろう。



photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 12:00

2008年04月17日

桜  光への旅

かたいかたいつぼみがほっこりひらきかけて、もうひらく。
心の扉 ひらきかけて光待つ・・・

幾度も幾度も光求めて古(いにしえ)からの旅。
もうそろそろ
神ながらの天命にふかく氣づいて軽くなろう。

風に舞う花びらのように魂が軽やかに
明日の光へといざなういざなう・・・

ありがとうと感謝を胸に光明の微笑みたやさず
戦争も殺生もない眞、光の地球へと生まれ直そう。

いましかないのだから・・・もういましかないのだから・・・。



photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 14:43

2008年04月14日

リンネ

桜の香りに包まれて
木の花さくや姫のまぼろし夢のなか
追いかけて 光の花道 風のように走りゆく。

ああ・・・私はめぐりめぐりて 大宇宙神の手のなか
舞い踊る。

ひらひら ひらひら ときめいて
清らかに美しく地球での光も闇もすべて
まるい輝きにかえて

ありがとうと感謝しかない。
あふれでる観喜の涙のなか
ただ透明に重なりてひとつの魂へと
永遠に



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 11:33

2008年04月12日

花という花

春信 様様な心はこんでそこここに御座(おわ)します

名も知れぬ花でも
思い寄せれば光放つ神の息吹き
この微妙なる色の輝き

神のみ生せる愛と平和
すべてを恙無(つつがな)く受けいれて神秘の微笑み

時としての鋭い刺(とげ)は
地球人として生かされている日々のありがたさを
忘れてしまったことへの美しき裁(さば)き

ああ・・・花のように我もなく愛されて
花のように精一杯散りぬるをわか・・・



photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 16:42

2008年04月11日

おやすみなさい

人だけではない
生命の想いは這(は)う虫一匹までもつながっている

ほんのすこしの命の灯火でも
この星の人であるならば暖かく見守ってあげたい。
方向を見失っている小さな生命にそっと手を差し添えて渡してあげたい

ふわふわのお土(ツチ)の絨毯(ジュウタン)へ。
雨あがりの光あふれる緑のすべり台に舞い散る桜の花びら。
生きとし生けるもの 心地良く露許(つゆばか)りのうたたねを・・・。

天照大神さまのぬくもりのなかで浄化の嵐吹きおえた
平安なだけの地球を夢みて・・・
いますこしそっと目をとじおやすみなさい・・・

平穏な時の調べ・・・
天然無限の宇宙大神さまのやさしき波動に身魂をあずけて
この時が許すかぎり・・・もうすこし、神の息吹のなかで
光に包まれて・・・



photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 10:55

2008年04月10日

再生への道

湧く水が春風にのってあてもなくあてもなく
ゆれて流れて・・・たんぽぽ綿毛が雪舞いのように空を遊ぶ。
すべてがたおやかに調和しむすんでいる。

絶え間なく流るる生命にありがとうございますで合晶すると
鳥や木々花花虫たちが、ここに輝いて詩いだす。

天より神さまがこんなにも尊い生命の育みを・・・
すべてが神の光より生かされている
この芽ぶきの季節・・・親神さまが宇宙の秩序のなかで
生かしきっている

すべての生命を心なき人間の手で傷つけてはならない。
あらゆる破壊をやめて、再生の道へと方向転換しなくては
ならない時がいま・・・

地球上の緑の息の一呼吸一呼吸を尊び守らなくてはならない。
この天地自然の恩恵のなかでそよ吹く風に身魂をまかせ
生命の声を聴いている。

野辺一面に詩う健氣なき神秘の愛の力。
ああ・・・もったいないほどの宝のいのちたち・・・。
ありがとう、ありがとう、ありがとうございます・・・。



photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 11:12

2008年04月08日

春の星

夜明け近い空明の神秘なまばゆさは青々と深く泣くほどに
美しく一瞬、聖なる曼陀羅に体ごと吹いこまれてゆくのです。

結晶くらいの小さな星が、金星らしきに照らされて
互いに光の道すじを散りばめているのです。

高天原のあるとこは、あの澄みきった宝石を銀河の水に
ひっくりかえしたふきだまり。

天の川は星の紛れて青じろく燃えて息をし地平線より
高貴な塔を天にそびえて出現しているのです。

ああ・・・こんなときは、体ごと光となって、きらきらと
暖かい氷と雪を誘ってはるか天道まで帰りつき、
しずかに語ってきたいのです。

清麗なラピスのような惑星を溶ろかすような明け方の天空に
星は眠たく消えてゆく・・・

あらゆる生命の浄化とともに、地上天のがはら出づるときを
星の国を待ちわびて祈る・・・




photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 12:09

2008年04月05日

地球のいのち

すべての生きとし生けるもののいのち
愛しい子のいのち わたしのいのち
みんなみんなつながっている
生かされて 守られて ためされている

ひとときひとときの光のなかで
大宇宙創造神さまの限りなき秩序のなかで
どれだけの愛が育くむことができるのか、
もう、戦っている場合ではない、競争している場合ではない

すべての人々がつながって愛しいこの星を元氣にすることに
大調和して行動をしなければならない。
すべての暴力と殺生から離れて 天然の声に心を澄ませ
地球に感謝し、生命の詩をひびかせよう。

手おくれにならないうちに、
まだ間にあういまのいまから、ぐれんと意識を変えて、
愛に生きてゆこう。



photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 16:05

2008年04月03日

福寿草

・・・春設けてあどけない黄色がいまを祝福しながら
慎ましやかに詩っている。

眩しそうに顔をみせて、人々の幸福と長寿を願って
誰か名付けたのかしら・・・可憐な福寿草・・・
ほっこり心が救われる。

これよりは、全ての生ける者たちの天命の全うと幸福を祈って
人類、生き直しの時を向かえているのでしょう。

それはいまのいまからです。
ひとりずつの身魂があらゆる生命に愛をもち接してゆくのです。

そして神の民の食を受けいれるように、天地にまこと祈ります。
それは宇宙創造神より生かされています己自身が
あらゆる生命を傷つけ殺すことがないよう
利他愛にて生ききることです。

自我が大きくなるほどに闇の戸びらになかに葬られてしまいます。
大和名の心根聖く香ぐわしき慈愛と満つるまほろばの星。




photo by 上條光水   


Posted by 本宮千照 at 10:30

2008年04月02日

ようやく・・・春・・・

春靄(しゅんあい)ゆらめく雲の上、
純白あかつき燃えて春雪に映える。

天空より妙なる調べが風音と流れてはる麗しい。
春日洛びてふきのとう、愛しみ香り広がり手の中で
ほころび語るのべの詩。

青空に地上から消えた純白よみがえり翼をひらくこぶしの精・・・
春花あふるる野山は、もう間近だと夢のなかにて
咲きほこる神の大輪。

ああ・・・さまざまな生命の息吹きはじまる季節
長き冬にさよならをして
苦しみにさよならをして
ありがたいでいっぱいの春・・・春・・・春・・・



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 09:30

2008年04月01日

氣づき

たおやかな光のもとで真夜中、しきりにでるせきの苦しさが
まるで夢であるようなのどかな時の流れ・・・。

ありがとうの天然の抗生物質でせきを静めて
ふだん、何ごともないことが、いかに貴重なことなのか
思いしった数日間です。

子の苦しいせきを聞いているのは何よりつらいので、
大神さまに私が看病できるほどに子の苦しみを分けてほしいと祈った
その晩から私自身に激しいせきが発生した。
深夜、まるでぜんそくのようにでるせきに胸も痛み
思いつく手当てをし、子と苦しみを分けあった。

苦しみは半分ずつ、喜びは2倍、そんな親子でいようね。
食だけでなく 天地にそった生活がどれだけ大切か
あらためて知ることになった。

午前のお陽さまの下で体を動かし、自然界からのエネルギーを
いただくことの尊さをかみしめた。
いま、この苦しさのなかで、病んでいる地球の声をきいた氣がした。

この肉体のお宮あっての地球での霊性向上の道、カルマの浄化。
地球の愛を受けとめる生活にひたりきること



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 10:45