2010年12月07日

木の葉たち

悲しいほどに
はらからと散りゆくこの葉
いくらも残っていない力ない

たそがれ色の葉っぱたち
もういいよ・・・と言ってあげたい
我は天の神の子なりと言霊しながら

森をずーと歩いた
地球にありがとう
日々の出来事 みな神のなせる愛

かさこそしゃららら・・・さくさくと
枯葉のやさしさ あたたかさ
お役目終えた木ノ葉たちのささやきは

大地に溶けこみ嬉しそう
ありがとうの循環
みな愛しい
みな大好き

地球さん 今日の良き日をありがとう
ほんとにほんとにありがとう



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 07:00

2010年12月06日

私がいるから

すべての出来事は霊的進化をするため
私がほんとうの私を見いだし
宇宙創造主の御教えと調和するとき

心は平安になり道は開かれる
起こることすべてが神の現われ・・・
縁した人々は私の魂をみがいてくれる

菩薩さま
良きにしろ悪きにしろ
私の心の反応を試される

己れを深く知るためにすべての経験がある
私がいるから 私がいるから
宇宙を知って 地球を知って

あなたを知って・・・
そして天命を知る
父よ母よありがとう
私をこの星に向えてくれてありがとう



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 05:00

2010年12月05日

手放す

1度自分をリセットする
我(われ)が我がと思うと苦しくなる
静かに己れを無にして
相手の立場よりここを見る
我を中心にして運ぼうとするから
相手の我とぶつかる
私はただ 私の天命に素のまま立つ
この星の平安
すべての生きとし生けるものの幸せ
己れの幾万の思考を止めて
そこだけに中心を合わせて
強く正しく明るく宇宙根源の光に向って
祈って祈って宣言しよう
私の生命はそのために与えられ生かされて
古へからの記憶を胸に
すべての生命のつながりを伝えるため
地球にいる
愛する息子は私から巣立ってゆく
これまで共に生きてこられた恩
私の元へ生まれてきてくれてありがとう
あなたの笑顔 あなたの泣き顔 あなたの怒り
あなたの生命 
思えば奇跡の連続です
父がいて母がいて兄弟がいて
あたりまえのように私が存在していた
この星でこの瞬間に生かされている生命
御先祖さまがひとりかけても
私の生命はなかった
つながる大愛 感謝の生活
ありがとうしかない
息子よ 
あなたの生命を信じます
どうぞ大神さまより授かった肉体と魂を大切にし
地球での生命を精一杯生ききってほしい
私はどこにいても
あなたをずーっと見守り
あなたの平安と幸せを祈り
あなたが光であることを知っています



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 06:00

2010年12月04日

ほんとうの気持ち

ねぇ お母さん
氣がついてよ
お願いだから
僕の欲しいのは
ぜんぜんそうじゃないんだ

お天道さまからいただいた大地の実り
いっぱいの天の光を受けた御飯と
いっぱいの愛で育った
お野菜たちなんだ

けして地球の仲間の動物たちや
海の生きものや
自由にお空をとんでいる鳥たちじゃないんだ

みんな殺されれば痛いし悲しいし
家族もいるんだ
とても残酷なことなんだよ
どの生命もみんなお母さんから
生まれてきたんだよ

どんな小さな生命だって
宇宙の神さまから
地球に生まれていいよ・・・って

許されて降りてきたのだから
大切な地球のお友だちなんだ

それでも無理に食べていると・・・
僕の魂はどうにかしてほしくて
いつのまにか乱暴になったり
人を傷つけたくなったり
自分でもいやになるほど
おかしくなっちゃうんだ

そしてそのひとりひとりの心の爆発が
戦争を起こしてゆくんだよ

だからお母さん
僕にお母さんの愛いっぱいの御飯を
いつも食べさせてほしい

お母さんがただ僕を見つめ
にこにこして作ってくれたおむすびが
大好きだ

地球の生命はみんなつながって
ひとつなんだもの
殺していい生命なんてないんだよ!

大人はただ忘れちゃってるだけなんだ
ゆっくり時をかけて思い出してみて

生命のもとへ記憶をもどして・・・
やさしくやさしくなあれ
みんなみんなもとの優しい人になあれ



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 07:00

2010年12月03日

ある店で叫んでさわぐ落ちつかない子に会って

野山をかけまわる動物の生命

大空を飛ぶ鳥の生命

海で生きる自由な生命たち

さまざまな生命を

こんな小さな可愛い肉体に
いったいどれだけ
いれてしまったの・・・!?

叫んだりうなったり 
小さな体は少しもじっとしていられず
あっちへこっちへ・・・

あの子のなかにさまざまな生命の痛みが
ぎゅーっと閉じこめられ出口をみつけて
あばれまわっている

身魂を慎めてあげたい
よーくよーく炊いた本当の穀物と
美味しい季節のお野菜を
暖かい団欒のなかで食べさせてあげたい

涙いっぱいのまあるい瞳が
しっかり母をみつめられるように



photo by 上條光水  


Posted by 本宮千照 at 12:31