2013年02月27日

「祈りのこと」




ひだまりと綿帽子の合唱




祈って 祈って 祈って・・・

祈ってきた・・・

でも まだ足りないのかな

祈りが ある日あの時

怒りやとがめのこころで いっぺんに

吹っ飛んでしまったのかも知れない

この世界のいのちの現状は なかなか思うように行かないけれど

確かに大いなるものに守られ慈しまれている実感がある

いざという時に助けられるし

父母のことでは奇跡もみた

厳しい現実の中であっても あったかい光で

包まれているのを感じる

ずるいこころが起きても天に見つめられているから

恥ずかしくなってすぐに打ち消す自分がある

いまここでどれだけ宇宙の大きく深い懐からの

限りない愛を受けているかを よく自覚し

新しい気持ちで 祈りの方向を

見直してみたい

  


Posted by 本宮千照 at 10:28Comments(2)

2013年02月26日

「長い長い夜に」


もうすぐ春が



水素のサプリメントをもらって

ゼラチンかもしれないのでカプセルをはずし

恐る恐る試しに飲んでみたところ・・・

すると まあ大変なことになってしまった

寝床に入っても 心臓がドキドキ 鼓動が止まらない

まるで傷ついた地球の鼓動が伝わってくるよう・・・



あっちむいてもこっちむいても眠りに落ちない

腹式呼吸をしたり 祈ってみたり 瞑想音楽を流してみたり

反省をしてみたり・・・ でも一向に治まらない

ついに体が震えだしてガクガクし始めた

実はその水素は多くの人を助けられるものと・・・

そしてビジネスの話もしてきたばかり



あ~あ これで何度目なのだろう 

私の心が横道にそれると 体に大きなことが起きる

こりないなあ~この子は! とお叱りを受けているようだ

ついには 小児のようにお父さんお母さんとつぶやいた

そうしているうちに朝方 うとうとしていると

母のところへ行く夢を見た



この地球の美しい体は人のエゴと我欲とで

どれだけ傷つき病んでいるのかを

つくづく考えさせられた長い長い夜だった
  


Posted by 本宮千照 at 08:31Comments(2)

2013年02月25日

「ベジタリアン協会の夕食会」




ホトトギス咲いたね。



●1週間休んでしまいました、ごめんなさい。また、とぼとぼと

歩き始めましょう。宜しくお付き合いください。


「ベジタリアン協会の夕食会」

お店には動物性の匂いが全くなく

さわやかな空気が漂い ところどころに木の息吹が

感じられ 嬉しくなる

キッチンからは心地よいやさしさが伝わってきて

いのちを活かしきる地球への思いを感じた


日本ではビーガンのお店がまだとても少ない

いのちの犠牲のない 宇宙の意に沿った まことの食は

自らの霊性を養う

ここは動物たちの苦しみも お魚たちの悲しみなく

大地と光から育まれた穀物や野菜たちの愛が

あふれている


作る人も日々 愛を積み上げているから

魂が軽やかでにこやか 

地球への感謝を乗せたビーガン料理を皆でいただくと

そこに調和の光が満ちて あらゆるものたちが

店もテーブルも椅子も 料理が盛られたお皿も・・・

うれしいうれしいと輝いている そしてそこから

悲しみのない笑顔が 街へ日本へ世界へと広がる

ふわりとした幸福感に包まれて

今宵 とびっきり寒い東京をほっかほっかにしてくれた




  


Posted by 本宮千照 at 09:29Comments(1)

2013年02月18日

「生きている地球」




かわせみが踊っていたよ



地球は生きてる お願い もうこれ以上

地球をいじめないで 破壊しないで

この星の体と我肉体はひとつのもの

地球の大地の上で

生かされているあらゆるいのちは 地球が病めば

ともに生きることが出来なくなるよ

それなのに人間は

新しく生まれ出るいのちのことも考えず

自分の欲を満たすことばかりに忙しい

殺さないで森や林の動物たちを 海で泳ぐ魚たちを

空を飛ぶ鳥や蝶や虫たちに慈しみを

野原に遊ぶ いのちある小さきものに温かい手を

そして すべての武器を捨てて 和してうたおう

生きる楽しさを 生きている奇跡を

わたしたちに呼吸のあることに

地球に心より感謝 ありがとう
  


Posted by 本宮千照 at 12:52Comments(3)

2013年02月15日

「夢からさめて」




もうすぐ花づくしにな~れ



私がかつて食のメッセージを受け取った伊勢神宮の

社で 玄米をモミからはずしている夢を見た

せまいせまい こころ ひろくひろく広げるために

玄米一粒一粒と 丁寧に大切に向き合っていた

まこと ふかいところの輝く我を

手探りでつかむように

いのち奪わぬ聖食を ひとりでも多くの人に

伝えたい

伝えたい気持ちを抑える日々を持て余し

天に聞く

微笑み忘れず自分を信じ 行動しなさいと

考えているだけでは 何も生まれないと
  


Posted by 本宮千照 at 17:48Comments(1)

2013年02月14日

「山の上で・・・」




山はいいね、もうすぐ春だね



どんより雲が 寂しげに

私の足元を暗くしていた

観音様の慈愛に満ちたお顔に合掌し

言葉は浮かばず 空白の頭を抱えて

一歩一歩 やわらかな土の坂道を登る



山ではいろんな人と出会う

出会う人みんなが山好きの良い人だ

山の話をしているうちに

もやで霞んでいた遠くの山々が

魔法のように消えていた

雲たちのおかげで晴れ渡り 山々が墨絵のように

見渡せた

突然現れたおひさま 本当にありがとう

照らす光に山は活気をおびてキラキラと

波打つ生命体となる



こんなに平和な日 北朝鮮では核実験が行われた

おりしも前日に ホピの予言を見たばかりなのに・・・

地球が好き 日本が好き この町が好き

人類の何が これだけのカルマを積んでゆくのだろう

やるせない気持ちを 笑って顔を見せてくれたおひさまに

浄化され 勇気と元気をいただいたので

立ち去り難い山の太陽に 柏手を打ち下山した
  


Posted by 本宮千照 at 08:19Comments(2)

2013年02月08日

「お米からの世界平和」




冬の花がけなげに咲いた



今日もいただける発芽玄米と野菜が

本当においしい

だから ありがとう ありがとう と口に運んで

よくカミシメル

噛むほどに ひたすら円満に 身魂の内に

吸収されてゆくのが心地いい

これこそ大和の神ながらだと納得する

天と地と光と作り手の愛の結晶を肉体は

感謝で取り入れるから大和魂は育つの

中心が揺るがなくなるよ

この食事をいただくのにふさわしい魂でいなくては

穀物菜食をよくよくいただき続けていけば

自然と宇宙の意に沿った心が育ってゆく

聖食が知らぬ間に真我を呼び覚まし

神の心を取り戻す 微笑みが溢れ

世界は平和になる
  


Posted by 本宮千照 at 21:33Comments(1)

2013年02月07日

「或る冬の回想」



春分の日の夜明けだよ。



寒い寒い真冬の晩に 子がまっている・・・

おふとんの中で瞳を開けて私が床に着くまでじーっと・・・

それがいじらしくて くしゃくしゃに抱っこして

お互いのぬくもりで ぽかぽか幸せになれる

どれだけの奇跡が重なって こうしてこの星で親子として

巡り会えたのだろう・・・

清らかでつぶらな瞳 バラ色のほっぺ 宝石のような魂

あたりまえではない子の存在に 大神様の計り知れない

愛を感じる

私がここに 子がここに

小さな小さな寝息を立てて安心しきって

すやすやと眠りについた

どんな夢を見るのかなあ~  いやいやそうではなく

今日の母の一部始終を神様に 

きっと報告しているのでしょう・・・
  


Posted by 本宮千照 at 22:15Comments(1)

2013年02月06日

「船出は、いまだ遠し」




節分草だよ。可愛い。




窓を開けた! 雪の精がきらきら部屋中を満たし

朝からのイライラこころを祓い清めてくれた

久しぶりの怒りに自分でも戸惑い 持て余していたら

空から雲から 樹木から 精霊がやってきて

小さい私を抱きしめてくれた

宇宙の中のこの星の 光のような日常の

一コマだよと分かっているのに

感情の振り子は 大きく小さく よく振れてくれる

そんなとき 天から舞い降りる雪の華

その白さがいっそう眩しい

もうすぐ地球の新しい船出だというのに

重い心はすぐに沈んでしまうよ

本源の光までは まだまだ遠いなあ

みんな みんな 大好きなのに・・・
  


Posted by 本宮千照 at 14:37Comments(2)

2013年02月05日

「そのままをそのままに」



マガモだよ。
まだ水は冷たいね。



始まりは鳩が三羽 日向ぼっこ

あまりにお日様の光が心地よくってね

くりくり目玉の瞳はそっと閉じたまま

片足は羽の中にしまって 一足ごとに温める

手袋の片方を失くした時の私のよう・・・

そのふかふかの羽の中は さぞぬくいだろうなあ

それは その子だけのためにある 

人には介入できない温かさ

ふと目を上げると ほかの二羽は飛び立ってしまい

一人ぼっちになってた

きょろきょろと ちょっと不安な表情で

あたりをうかがって・・・



しばらくすると 二羽がまた戻ってきた

うれしくて横っ飛びで近寄って行ったけど

あらら・・・またどこかに行っちゃった・・・

鳩の世界もいろいろありそうだなあ

与えられた世界の中で 

みんな一生懸命いのちつないで生きている 

このいまある魂を

運ぶにまかせている

けなげに愛しきものたちよ

その姿そのままに慈しみ守ってあげたいね




  


Posted by 本宮千照 at 08:58Comments(1)

2013年02月04日

「授業参観日」



カワセミの若い夫婦かな?




とにかく笑いっぱなしだった

先生は福井弁で 若さと元気を数字にのせて数学の授業

途中 教壇から足を踏み外し みんな大爆笑

子供たちは授業を聞いている子もいれば

パンをかじる子 化粧する子 さまざま

遅刻してきた子も開いた心で迎え入れている

へえ~こんな風なんだとチョット関心をしてしまった



そして 友達のような先生がテーマを投げかけると

それぞれが席を離れて他の子とやり取りしながら

答えを探している・・・ 

結果 授業の終わった頃には

私が数十年前に受けた厳しい高校の授業より

よっぽど子供たちは学んでいるなあと思った

自由の森学園

私ももう一度高校生になるならここで学んでみたかった

この学園の中ではいつも やさしい風が吹いている




  


Posted by 本宮千照 at 08:30Comments(1)

2013年02月03日

「北風の中で」





風と遊んでいるナンテン




寒々とした土に宝石のようにきらめくパンジーの花びらが

いまだけの奇跡を色にして誇らしげに咲いている

すっかり枯れてしまったローズマリーの葉に青く光る

小さな花の結晶が密やかに語っている

まだ潜んでいなくては あまりに冷たい風が吹くので・・・

もう少しだよと大地が声をかける



冬を無事に越せるようにと丹精込めて作られた

ラベンダーにやさしい囲いは 

人の手のぬくもりを残している

つぼみたちは吹きすさぶ風に身を固めているけれど

ミモザの木は時など知らぬげに寒風をものともせず

色あせた葉をそよそよと揺らしている

その姿を見て 猫背になっていた自分自身を

しゃんと伸ばし この寒風に頑張っている

いのちの全部に感謝した
  


Posted by 本宮千照 at 09:13Comments(2)

2013年02月01日

「光に待つ」





ポインセチアが
愛を表現しているよ



太陽の光あふれる冬枯れた林の道を

瞳を閉じたまま 大地の息を足裏に感じ

導かれて歩いてみた

こがねいろのぬくもりが

私を包んで気づかせてくれる

こずえの触れ合う音 シロサギの羽音

時おり 川辺に流れ落ちる小石や砂たちが

しゃらしゃらと囁いている



通り過ぎる人たちのおしゃべりも遠くへ去り

ただ静けさとなった大気の中で

冬鳥のさえずりだけが響き渡っている

生まれて一年が過ぎた子犬が

私を見つけて 嬉しくて嬉しくて 跳ね上がってきた



しばらくの間 すっかり枯れ果てたままだった木々も

お日様のぬくもりの中で 芽吹きの時を待ちながら

愛することを学んでいるんだね
  


Posted by 本宮千照 at 09:01Comments(1)