2014年10月31日

「地上 地底の融合」




それにしても 立派な 力強い しあわせな幹だ!

ふさふさ葉を 天に茂らせ 伸びやかに 

寄り添う わたしを 抱え込んでくれる

力こぶは 大地に広がり 深く 根を張り

地上の声も 地底の声も 合わせて この野太い幹に

むんぐり収め 動ぜず 平穏に 鎮めている

ゆらぐ心を ピーンと正気にさせてくれ

ここに あるがままの幸福を 味わう…
  


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2014年10月30日

「空に出会う」







この空は 夕べの嬉しい花火を 知っているかしら?

子どもらの 夢と希望をのせて はじけた 花火の美しさを

記憶したのだろうか?

澄きとおった 藍色に 思い出として やさしくとけいって

涙も 感動も 苦しさも くやしさも 包み込んで 

ひとつにしてしまったのかな…

染まり始めた 木々の葉を 映す 秋の深い空色は

世界の 出来事ぜんぶ 知っていても 待っていてくれているんだね

ありがとう…美しき この星のいのちに…




  


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2014年10月28日

「自森の 後夜祭」






真夜中 学園際の出し物が 未完成のため

子どもたちは 歩いて学園に向かった

目の下に くまを作りながら 頑張った

後夜祭 直前に 雨が落ちてきたが 子どもたちの熱気と 祈りで

天も 降らせるわけにもいかず まもなく晴天となった

ぎりぎりに 完成されたペット ボトルの ガラスの城は

光が灯り ねぶたと共に 秋の夜空に 美しく輝いた

高校最後の 自森の学園祭

よく やった!

まるで ペット ボトルのガラスの城は 生命を吹き込まれたように

高貴に 煌いていた

子どもらの心を載せ 熱気球も 夜空いっぱいに上がった

打ち上げ花火が 冷えた夜空を暖めて 子どもたちの歌声を

銀河の果てまで 飛ばしてゆく

自分が 幾つなのか つい忘れてしまい 一途な 子どもらの

真心の後夜祭を 想いっきり 楽しんだ

一生懸命の 弾ける美しさを いつも いつも ありがとう

いのちの気持ちの通じる あったかい大人に なってください

みんな みんな ほんとに お疲れさまでした

  


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2014年10月26日

「肉食からの脱皮」






明け六つ 究極の 生きる目的を考える

この星を 選択して ここにいる意味

私の奥にある 魂のありかを知る

そこは 宇宙とつなぐ 絶対的な 愛と光で満ちている

それに反した 言動や行動をしたときに 

人は 知らずに 魂ストレスを抱えてゆくんだよ

ほんとは みな優しい 天の神の子

表面意識に 操られている寂しい心根を 

ありがとう おかげさま…いっぱいに

地球に生きる いのちの声に 穏やかに耳を 澄ませば

世界は 瞬く間に 変わってゆくよ!


  


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2014年10月25日

「祈り」






途で 犬に会うと その犬の平安を祈る

途に 猫がいると その猫の幸せを祈る

出会えた いのちに 愛おしさがこみあげる

出会えない 幾万ものいのちへも 祈りを深めたい…
  


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2014年10月24日

「苦の消滅」






会いたかった!

やっぱり 会いにきたよ!

浅間神社の御神木 ヒノキの爺

ここのところ 体調不良で しばらく参拝していなかった

遥拝だけで 通り過ぎようとしたら 足が止まり

恋人に会うように 逸る気持ちを抑えて 急ぎ足で

境内の階段を 登った

凛と 真っ直ぐに 天に伸び行く 太い幹に抱きつき

地球のからだを 自分のなかに 感じた

こうして 背を預けていると つくづく 地球の一部だと思える

いつも どんなときにも 離れないでいよう

天と大地と 心も体も

世界の愛なき行為が 一秒でも早く 消滅することを

ひたすらに願い 強く明るく 真心で生き抜こう!!



  


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2014年10月23日

「心のメンテナンス」






ゆっくりとした日常が 静かな緑に 囲まれて

時を 刻めることが なんと ありがたいことか…

雨音を 聴きながら…

台所では 煮物の良い香りがして…

生きとし 生きるものの平安と 先祖様への祈りも済ませ

いつものように 遅めの朝食 

毎日のように 誰かしらは お泊りする子どもらの 送り迎えも

日課のようになっている

それも 幸せなことだね…

外気は かなり冷たくなって 太陽が いっそう恋しくなる

真の吾と 向き合い 永遠のいのちの たった今を 大切に

天に 真の心を 積み上げることに 歓びを 見出せるよう

聖なる食と 祈りで 我が心柱の メンテナンスをしよう




  


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2014年10月19日

「父の退院」






退院したばかりの かぼそい父が ぽつり言った

すまんな 心配ばかりかけて…

もし また生まれてこれたとしたら 

おまえたちを 子供にしたい…と

胸が つまった

その言葉だけで 十分

余りある幸せ感に 包まれていた

父さん…長生きしてね

ありがとう…






  


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2014年10月18日

「赤い橋に」






赤い橋 川の流れ 大きな岩 

青い空に 白い雲がかかっている

樹木が 少しずつ 色つき始め 

わたしは 橋の袂に 立っている

力ない蚊が まわりを うろうろしている

川は 透明に澄んで

蜘蛛は 赤い橋に いのちを張り巡らせ 獲物を待つ

自然は 残酷であり 愛に満ちている

風は そよそよ 寒くもなく 暑くもなく 心地いい…

この世の ゆらぎと 川のゆらぎが ひとつとなり

秋色の時の たったいまに 佇んでいる

  


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2014年10月13日

「近況報告」






また 台風がやって来ていますね

続くので 被害が心配です

浄化だけで 終わってくれるといいのですが…

本気で 地球と共生の道を 模索し 優しく生きないと…です

一日 無事 生かされていることは なによりの感謝です

土曜は 自由の森の 30周年記念で 大変な盛り上がりようでした

あらためて 素晴らしい学校です

いつの時にも 感動と 子どもたちの情熱が 漲り 胸が熱くなります

同じ日に 父が 入院してしまい これから 実家に行きます

連日 子共の友人が 数人 泊まり 賑やかです

私は 声が 何とか でできはじめ 19日の朗読の本番まで

大丈夫かなあと 思っています

ただ いつまのようには いかないかも…です

それなので また 2、3日 ブログ おやすみさせていただきます

ユーチューブで 夢に向かって スイッチオン 本宮千照で 二つ朗読をしています

よろしければ 聞いてみてください

では またお会いしましょう

ありがとうございます

何事もなく 台風 乗り切りましょうね

皆様のご無事を 祈っています


  


Posted by 本宮千照 at 11:45Comments(2)

2014年10月09日

「庭の 柿の木は」






どうしたんだろう

去年 あんなに たわわに実った 柿の実が

朽ちて 堕ちてゆく

葉は まだらに 赤茶けて 穴があき 痛々しそうに

散ってゆく

柿の木に 聞いてみる

いったい 何があって こんなに いのちを短くしたの?

大氣のせいなの?

大地のエネルギーが 枯渇しているの?

長雨のせい?

柿の木は うなだれて 言った

人の 怒りの叫びを ある日 浴びてしまったよ

いのちが 枯れてしまったの

ああ…そうだったのか…

お空から 朽ちた 柿の実 眺めてる鳥は

さぞかし せつなかろうに


  


Posted by 本宮千照 at 11:59Comments(0)

2014年10月08日

「白髭神社 銀杏の古木より」




ありがとう ありがとう

地球の母なる エネルギー

中心に 灯りをともす 大地の慈愛

天から 流れくる 調和の旋律 魂に響きわたり

紫光の宝珠が 我が内なるものを むすぶとき

完全円満な 幸せが おとずれる

たった ひとつになればいい…

宇宙のいのちと

  


Posted by 本宮千照 at 12:46Comments(0)

2014年10月07日

「入間川は 大荒れて」






入間川は 溢れんばかりに 水かさが増して

ざぶん ざぶんと 海のような音たてて 泥色に

激しく 流れている

台風の後の お陽さまは 何事もなかったように

新たな光を あらゆるいのちに 惜しみなく与えてくれる

木の葉は 煌きゆらぎ 樹木は 生気をとりもどし 花たちは歌いだす

久しぶりに 散歩をした私は 年を重ねた幹の 模様が愛しく

声が 戻ったら 一緒に歌いだすだろうなあ…

何かないと つい忘れそうになる 感謝を常に こころにおいて

地球大地を 大切にゆったりと 感じ歩こう…


  


Posted by 本宮千照 at 12:59Comments(2)

2014年10月06日

「台風18号の猛威の後で」






すこうしずつ 声がでるように なってきたよ

いつものように 導引もヨガもやれたし ただ…お祈りの言葉を 

発することができないので 強く心で 確認した

大型台風18号は 猛威を奮っているみたい 

近くの川が ごうごう音をたてている

あちこちに 非難勧告が出ているけど 被害がないといいなあ…

体調が いつものようでなかったので めずらしく 数日家にいて

かたずけものをしたり 手紙を書いたり ゆっくり過ごし ありがたかった

いつになく 家が愛おしく 静かな環境が どれほどに貴重なものか…と思えた

いつも 何事もなくいれることの なんと ありがたいことか!!

いつのまにか 外には 陽の光が 溢れだし風も 穏やかに治まってきた…

さあ どんな一日にしたいのだろう

自分の懐を できるだけ感謝で満たし 世界の平安を祈ろう…




  


Posted by 本宮千照 at 12:42Comments(0)

2014年10月05日

「突然 声が出ない!」






わかったよ!

言葉は ひとつ ひとつ 吟味して 

大切に 発する…んだね

天地に背いた 愛のない言霊を 放したら

その言の葉は 大氣に載って 遥か銀河の果てまで届いてしまう

人を癒し 人に勇気を与える あったかい言葉を

少しでも 多く 使ってゆこうね

言葉のエネルギーは 偉大で それにより

人を 恐れさせたり 傷つけたりしたらいけないよ

感情的に声を 荒げたりしてもならないね

あくまでも 大らかに 相手を思いやって 

よく通る 静かな声で 伝えてゆきたい いのちの大切さと 繋がりを

神の子の自覚もち 話せることの ありがたさを

しみじみと カミシメテ 宇宙のナギ ナミ に たおやかに

歩みよりたい…



  


Posted by 本宮千照 at 12:12Comments(0)

2014年10月04日

「みんなで 優良星へ」




散歩してると いろんな人と すれ違う

それぞれの 歴史をもって生きている

そこに 草あり 木々あり 花あり 途がある

色づきはじめた葉は どこまで色を 深めてゆくだろう…

人間のエゴで 汚した大気に 根を弱らせた樹の心を 知る由もない…

そろそろ 本気で 地球の摂理に沿っての生き方を 模索しないと

手をくれになってしまうよ

大地が 揺るがない 静かな秋に 優良星界に生きる未来に

希望を託して 愛と慈しみを 育ててゆこうよ!!

  


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2014年10月03日

「秋の夕暮れ」




思わず ヒノキの爺に 寄り添い 頬ずりした

わたしの穢れを きれい さっぱり 払っておくれ

寂しげな 秋の夕暮れ

ほのかな 秋の薫りを嗅ぐと 

ひとりでいるのが ふと 侘しくなって

泪が にじんでくるんだね…

己の 選んだいまだけど 

虫たちが いのちを振り絞るように鳴く 

こんな 秋の夕暮れは 

やっぱり やさしい誰かに 包まれていたい…




  


Posted by 本宮千照 at 11:44Comments(0)

2014年10月02日

「古代ハス」






桃色の ふくらみが やさしく 淡く

ふんわり 秋の始めの 空に ひろがる

古代ハスの 清楚な かがやき

おおきな葉が はたはたと 

ゆれる ゆれる

水のゆらぎ 風のゆらぎ 光のゆらぎに…

いにしえの夢から 目を覚まし

神の 領域を ここへ現わしたまう

地上の争いも 醜いこころも つゆ知らず

種から 零れ落ちた光は 幽玄の世界に 誘ってくれる

この花のあることは 天からの ほのかな便り…

やわらぎの 意識へ

  


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