2008年04月12日

花という花

春信 様様な心はこんでそこここに御座(おわ)します

名も知れぬ花でも
思い寄せれば光放つ神の息吹き
この微妙なる色の輝き

神のみ生せる愛と平和
すべてを恙無(つつがな)く受けいれて神秘の微笑み

時としての鋭い刺(とげ)は
地球人として生かされている日々のありがたさを
忘れてしまったことへの美しき裁(さば)き

ああ・・・花のように我もなく愛されて
花のように精一杯散りぬるをわか・・・


花という花
photo by 上條光水



Posted by 本宮千照 at 16:42