2008年03月11日

戦わずに生きたい

戦争は、もう二度と起こしてはならない・・・。

すべての人はそれを知っているはずなのに。

そのことがどれほどに残酷で悲しいことなのか・・・。
平安と幸せは欲しいのに、多くの民がそこから
遠のいてしまうのはなぜなのか・・・。
魂のなかに眞の安らぎを得られないのはなぜなのか・・・。

日々、肉体のなかに知らず知らずのうちにとりいれてしまう
生命の恐怖と悲しみの波動は、血液を汚し、
いつのまにかめぐりめぐって同じ恐怖と悲しみを生みだしてしまう。

世界中のすべての人が微笑みで感謝して、穀物と野菜を
カミシメテ頂き、小宇宙である霊人の血液をきれいにし、
穏やかに生きて神ながらの魂をとりもどせたら・・・と念ずる。

私が幼かった頃、食は静養のものが多く、御飯は白く、砂糖、果糖は多く、
添加物、農薬づけの野菜のなかで心さだまらず、いつも感情は波だって
ゆれて落ちつかず、魂はかわき飢えていた・・・。
父と争い友ともよくけんかをし、怒りと不安のなかにいた。

食はその人を作るもの・・・。それは肉体だけではなく心と魂までにも
およぶことを苦い体験から知ることができた。

肉食の多い国は戦争となりやすい・・・
肉食の多い人は心の内にまことの平和を築きにくい・・・
平和を訴える人の、その食卓に生命の進化を人の手によってうばわれてしまった。

動物のしかばねがあるのに矛盾を感じてしまうのは私だけなのか。
大地からの実りをありがたく分かち合える霊人としての
穀物菜食は私にとってのまほろば・・・。



戦わずに生きたい
photo by 上條光水



Posted by 本宮千照 at 12:03