2008年02月18日

太陽

照らしだしてくれる 私の善なる心を
ぬくぬくと暖めて、ぽかっと心開いてふ・・・と
優しくなった。

地球のこと、いのちのこと、姿知らぬ宇宙創造神のこと
すべてがひとつにつながってここで時を結んでいる。

穏やかな陽だまりはいてつく冬の寒さがあるから
ひたすらありがたい。

きのうのこごえるような冷たさがあったから
このぬくもりが心よりありがたい。

いつかの悲しみがあったから、この平安が胸にひびく。

あの痛みがあったから普通でいられることの尊さが
身にしみる・・・

このひととき、ひととき、宝のように息して生かされている。

いのちの声はどこからでも聴こえてくる

生命の尊さ・・・人だけではない。

動物、植物、すべて分けへだてはない、すべてが
宇宙万物、源よりの奇跡の積み重ねの光のいのち。

氣のとおくなるような
縁(えにし)にささえられた、生かし合う生命。

めぐりめぐりて、自ら誕生をきめてきた神秘の宝。

肉体をもったときに、忘れてしまった眞実の魂の
ありかを探す旅。
この星に産まれてこの星に学んで、この星に生きる

人が傷つけていいものなど何もない・・・もう何をも殺さなくていい。

すべてに生かされている理由があるから
生命の大元はひとつ。

みんな、つながるありがとうの生命。

今日も森羅万象空の下
無数のいのちのつながりをこの身にのせて生かされて
神の言霊 重ねてゆこう。

お陽さまに照らされた雪のように闇の心が
溶けて消えてゆく

すこしづつすこしずつ太陽の御光で善なる心を
積んでゆこうよ。いまのいまから・・・



太陽
photo by 上條光水



Posted by 本宮千照 at 10:23