2011年10月09日
「ハチドリと遊んだ」
《風と虹の谷の仲間たちへ》
今日は朝から畑仕事。このブログも午後のアップとなりました。
最後までがんばってくれていた「早生みの大根」を撤収して、
「越冬にんじん」「富士かんらん(在来のキャベツ)」「小かぶ」
「金沢白菜」「時無し大根」などを種まきしました。
畑は二期作目、初夏にさぼっていた小石拾いを今回は丹念に
やりました。まだ若い土の匂いがプ~ンと漂って、素手で
やるものだから両手は土だらけで、手だけ見ると、すでに
一人前の農婦。
まいた種にたっぷり水遣りをしてお昼に終了。
橙色に染まり始めた柿をながめて、ひとごこち着いていたら、
畑の隅に植えたラベンダーに、小さなハチのような鳥のような
生きものがミツを吸っています。
大きさは3センチくらい、嘴と尾っぽもあるから鳥かな。
それにしても、なんて可愛いの。まるで妖精みたい。
近づくとブ~ンという羽音が聞こえる。
子供とわいわいやって、この不思議な生きものは
「ハチドリ」だということになった。
そばに寄っても逃げないで、ときどきわたしの前まで
飛んできて、また花に帰ってゆく。よく観察すると
もう一羽いる。つがいで一生懸命にミツを食べている。
数分、楽しませてくれて、ハチドリは仲良さげに、
いっしょになって秋空へ消えていった。
またおいで。ラベンダーさんにおいしいミツをたくさん
作ってもらうからね・・・。
山里の小さな畑には、こんな楽しみもありました。
《はじめも愛で 終わりも愛でありますように》
Posted by 本宮千照 at 14:38│Comments(0)